二つの会社でリモートワークをしてみて感じたこと

初めに

今年も残すところ残りわずかですね。この記事は株式会社SUPER STUDIOのAdvent Calendar 2022の 12/16の記事です。 公開が遅れてしまい、すみません。

さて今年は私個人にとって仕事面で大きな変化があった年でした。転職をしたからです。前職のClassi株式会社で約7年勤めてきましたので、新しい環境になり今までとは違うこと、文化に触れることが出来てます。毎日刺激的です。ただ働き方は変わらずリモートワークです。ですから周りから見るとそれほど以前と変わっていないように見えると思います。では今年転職前と後でどう働き方が変わったのか簡単に振り返ってみたいと思います。

変わらないところ

上でも述べましたが、基本前の職場も今の職場もリモートワークです。そこは変わらずです。最近会社に行くことがあったのですが、久しぶりの通勤で結構大変なことを毎日していたんだなと感じました。一方で仕事仲間と直に会って会話したり、ランチを一緒に行ったりする体験は楽しいもので、これはこれで良いなと思いました。 話を戻します。リモートワークで朝の開始時間も前職と同じ9時半から10時です。で、時間になると一応気持ちを切り替えるために「行ってきます」と家族に宣言してから仕事部屋に向かいます。

違うところ

コミニケーションについて

前職ではSlackやmeetでコミニケーションをとることが多かったのですが、今の職場ではバーチャルオフィスがあり基本そこでコミニケーションをとるという点が違います。前職は仕事開始したらSlackでハドルなど使って直接会話したりmeetで直接顔を見せて会話する方式でしたが、今はバーチャルオフィスに出勤していてバーチャルオフィス内の特定の場所でチームメンバーと集まって会話したり、質問があればその人の近くに行って話し掛けたりします。 この体験は初だったので、新鮮です。離れていても仕事仲間をより身近に感じることが出来ています。

次に違うところは雑談が割と多いという点です。リモートワークをする前は雑談が大事ということを特に感じなかったのですが、リモートワークになってから仕事仲間と会話することが急に減りました。朝の挨拶、ランチに一緒に行く、など以前まで普通にあったことがリモートワークに切り替わってからなくなったからです。雑談が減ると話す時間が減るのでお互いを知るという機会がなくなります。そうなると仕事をする上でもコミニケーション上の問題が起きやすくなります。この人はどういう価値観で仕事しているのかなども分からなくなります。テキストだけのコミニケーションになると変な誤解を生まれストレスがたまります。そうなるとチームの生産性という点で支障が出てきます。 前職でも会話を増やそうということから「雑談タイム」というのを設けて決まった時間(週に15分ほど)にチームメンバーと話すようにしていました。今の職場では朝会が終わった後に時間が余ったら雑談タイムを入れて会話しています。多い週はほぼ毎日話しています。テーマは自由で例えば「昨日の晩御飯は何」や「武勇伝は何」など様々です。各テーマに対しチームメンバーが自分のことを話すので割とすぐチームメンバーの人柄を知りチームに馴染むことが出来ました。

開発

前職では開発は基本モブプロやペアプロでやっていました。その時はSlackで画面の共有をしつつVSCodeのLive Share機能を使ってペアプロをしていました。これはなかなか良い開発体験でコードレビューのコストが抑えられたと思っています。 一方今の会社ではまだモブプロやペアプロは行っていません。個人的にはやっていきたいので、これからという思いはあります。今は個人でタスクをこなすことが多く不明な事があった場合は先ほど紹介したバーチャルオフィスで画面を映しながら相談したりしています。

スクラムイベント

前職も今も開発プロセススクラムを採用しています。スクラムイベントの進め方は今も昔も大きな違いはなく出来ています。オンラインとで比べた時に出来ないなと思っていることはスプリントレビューの時の成果発表で成果が出た時にメンバーと一緒にお菓子を食べるというセレモニーがないという点でしょうか。

まとめ

振り替えてみて改めて思ったのはコミニケーションのところが大きく変わったなという点です。そしてリモートワークはこのコミニケーションがよく課題として挙げられるのですが、その課題を感じる場面が今の職場では少ないというところにリモートワーク環境でも割と短期間で会社に馴染められた要因だと考えています。